こんにちは、ONE UPダンススクール代表の若松です。
いつもONE UPダンススクールのブログを読んで頂き誠にありがとうございます。
突然ですが、「やる気」スイッチって何処にあるかご存知ですか?
ONE UPダンススクールでは
ダンスを通じて
「挑戦し成し遂げる心」の育成を理念に
ダンス技術の上達だけではなく
その過程で得られる人生に役立つ経験を提供し続けたいと考えています。
挑戦しよう! 成し遂げたい!と思える強い精神は
正に「やる気スイッチがON」になっている状態であるとも言えます。
そんな「やる気」になる為のスイッチの場所は
脳の中にある側坐核(そくざかく)という神経細胞からきていることが
最新の脳科学研究の中で明らかになりつつあります。
この「側坐核=やる気スイッチ」にはこんな特徴があります
1.音楽を聴いている状態の時はスイッチが入りやすい
2.スイッチが入っていても強いストレスを受けると強制停止する
そして最大の特徴として
「嫌々でも行動しなければ、やる気が出ない」という特徴です。
驚くべき事に
好きだから、やりたいから「やる気が出る」のではなく
分からないけど、知らないけど
「やってみた事でやる気が出てきた」というのが
実は正しい脳の作用であるそうです。
実際にやってみて「やっぱり嫌いだった、好きになれなかった」
という結末になる場合もありますが
まずは何事にも
「経験」してみる事がスタートラインである事がわかってきますね。
やる気の仕組みを知ったうえで
ダンスを通じて子ども達と接していると
見えてくることがたくさんあります。
それは、子ども達は
「何も考えないで手あたり次第体験してしまう」と言う事です
言い換えると未知の出来事に遭遇した時に
「なぜ?」と思える疑問や興味や好奇心がとても強いのです。
時には「何も考えない」で行った結果、両親に叱られたり、失敗したり
擦り傷などのケガに泣かされることもあります。
しかし、我々大人は「何も考えない」で行動する事にとても抵抗があります。
それは想像力が豊かになり
やる前から「○○だろう」と予測ができてしまう点にあります。
実際に自分が経験していない出来事だとしても
「これはやるべきではない」
「やっても○○だからやる必要はない」と
まず頭の中で考えてしまいがちです。
経験ではなく知識や情報に頼りすぎると
「まずやってみる」という行動力が薄れてきます。
それはやる気スイッチをONにする為に必要な
「行動しなければ、やる気が出ない」の特徴とは相反する為に
自分自身の可能性を狭めている結果に繋がってしまいます。
まずは嫌々でもいいので行動に移す事がとても大切です。
そして幸いな事にダンスは
音楽が流れている環境で全身を使って身体を動かす運動的特徴により
脳の側坐核(そくざかく)が反応しやすい状態になります
それは、やる気スイッチがONになりやすい状態でもあるのです。
年齢を問わず、
ダンスの魅力はやる気を引き起こす習慣にも貢献している点と
ダンス以外の事柄に対しても積極的に行動してみたいと思える考えと経験を
ダンスを通じて自信に変え
どんなことに対してもやる気スイッチがONになれる人が
少しでも増えれば、とても素敵だなと私は考えています。